僕の生徒さんに
まるで、
『ティッシュみたいに』
薄っぺらく、
『キュウリの千切り』のような
ブツ切りの
英語を話す
のだめさん(仮名)という
生徒さんがいます。
のだめさんは更になんと
『学会』という
これまたハードルの高いステージで
英語を話さなくてはなりません。
彼女のリクエストは
その『ティッシュキュウリ』
な英語サウンドを
ネイティヴ英語サウンドに
少しでも近づけたい!
さぁ、どうしたものか?
間口を整えて英語発音をしてみても
薄っぺらい英語に毛が生えた程度の
変化しかありませんでした。
さぁ、どうしよう?
そうです。
根本の声の出し方を変えないと
望んでいる『ネイティヴ英語サウンド』
にはどうしても近づかないのです。
まずは、
イメージした声を出せるようになる
ためには、ボイトレは不可欠。
そして英語発音対策!
徹底的に
『録音して再生、そして直す』の
繰り返しレッスンを開始。
徹底的に
『モノマネモード』を貫く。
ネイティヴ英語サウンドを真似よう!
日本人が話す日本語の響きと比べると
英語のサウンドはとても
『ズウズウしい』サウンドだと思います。
僕はいつもレッスンの時
録音する度になにか『演出』を伝えます。
そこで僕はのだめさんにこう伝えました。
『ズウズウしい声で英語を話してみて』と。
すると
のだめさんの目つきがキリッと変わって^_^;
極道の妻みたいになりました、、^_^;
で、声は見事に『ズウズウしい声』!
カッコイイd(^_^o)
早速再生して、
テイクワンの『ティッシュ英語』と
聴き比べしました。
圧倒的な変化!
ひとつ大きな壁を突破!
でも、まだ
『キュウリの千切り』サウンドは
そのまんま状態^_^;
のだめさんに、次の『演出』。
とにかく『よこぼう』を一杯いれて
単語の読みを伸ばして、そして
各単語を切らないでつないで読んで。
と。
んで録音アンド再生。
そこにはもう
『キュウリの千切り』のような英語は
ありませんでした。
そして、本日最後の演出。
声はズウズウしく、でも心と見た目は
大和撫子でいてねd(^_^o)
極道の妻みたいな表情で
学会で発表するわけにはいかないですからね^_^;
そして臨んだ最後のテイク。
ズウズウしいサウンドながら、
でもそこから、
恐そうなニュアンスが抜けた、
ローボイスならではの魅力!
相手を安心させる
温かく厚い英語サウンドが
そこにはありました。
録音→再生
トライアンドエラー
この繰り返しで行き着いた
今日のベストテイクを
次回のレッスンのテイクワンにして、
また進化を遂げる。
これを繰り返せば
ネイティヴ英語サウンドに
近づかないわけがない!
頑張りましょう〜
d(^_^o)