姿勢に関して
ボイトレやっていると
ひとつの決まった『姿勢の悪さ』
に気づきます。
そして姿勢の悪さは
大抵自分では
気づかないことが多いですね。
普段の姿勢ではなく、
いざ『ステージボイス〜勝負声』
を出そうという時の姿勢が、
どうにもサマにならない訳です。
肩に力が入っていたり、
気合が入るあまりか不自然に
前のめりになっていたり、
様々ですが、
僕がよく目にするのは
下腹が前に突き出しているパターンなんです。
なんかドヨーンとしたイメージなわけです。
でも、当の本人には
そんな意識はない。
むしろ気合い入っていたりするわけです。
そんな時、ひと呼吸。
その姿を動画に収録してお見せする。
大抵の生徒さんの場合、この段階で、
あまりの自分のカッコ悪さに愕然とし、
そして
『どうしても治したい！』
という気持ちなるわけです。
大人のお稽古事はこう思えたらしめたもの！
だって恥ずかしい自分でいたくないですからね
女性は一般的に「美意識が高い」
ですから効果はばつぐん。
さぁ、いざ矯正。
もっとも効果的な方法は
壁に背中を真っ直ぐ、くっつけて発声。
普段、姿勢の悪い人ほど
その姿勢に違和感を感じまくるわけです。
しかしその姿こそ
『凛とした、威風堂々』な姿なわけです。
しかもその姿が自然に見えるからまたくせ者。
本人は違和感オンパレードなのにです。
ここで大切なこと。
相手から見られて、聞かれて、
『自然に思われる』姿で声を
出すっていうのは簡単なことではないようです。
「自然」を演ずる難しさ
これはもう、役者の世界ですね。
自然にしていれば、人から自然に見られる、
というわけではないんですよ〜。
みなさん
あなたの姿勢・声は人からどう思われていますかね？