「スタートレック」シリーズのヒカル・スールー役で世界に認められた、
アジア系俳優の先駆者的存在ジョージ・タケイ。
人気ドラマ「HEROES」にもカイト・ナカムラ役で出演していましたね。
彼が昨年、78歳にしてブロードウェイの世界へ踏み出しました。
ブロードウェイミュージカル「アレジアンス(ALLEGIANCE)」
2016年2月14日が最終公演でした。
ストーリーは1940年代の第二次世界大戦中。
日系であるというだけで強制収容所に送られたジョージタケイ。
彼自身が家族と共に収容所に入った時の
日系人たちの苦しみ、
家族の崩壊、そして再生。
ストーリーは当時彼の体験を基に構築されています。
そもそもブロードウェイミュージカルに出演するアジア人は少ないです。
有名な『ミス・サイゴン』でもアジア人は娼婦役しかありませんでしたね。
今回の『Allegiance』は、主役からアンサンブルまでアジア人に役があり、
制作スタッフもほとんどがアジア人です。
このジョージタケイ氏がTEDでスピーチをしました。
そのときのビデオがこれです。
【TED】「かつて自分を裏切った祖国を愛している訳」George Takei
日本語字幕も出ます。
このエンディングの下が心を打ちます。
日系人によって結成された第442連隊戦闘団。
アメリカ合衆国史上もっとも多くの勲章を受けた部隊としても知られています。
日本人としてはこのストーリーは知っておきたいですね。
彼の英語のスピーチは
英語の発音をなんとかネイティブに近づけたい!
と思っている人たちにとても参考になると思います。
声のトーン
表現方法
ロジックの構築
など。
一度ぜひ見てみてください。
そしてこのミュージカルの挿入歌「HIGHER」も素敵なんです。
リア・サロンガが歌う感動の名曲です。
彼のスピーチも
HIGHERも
一度ぜひ聞いてみてください。