ハリウッド映画に出演した日本人ハリウッド俳優さんは
何人もいますね。
その中で
特に活躍著しいのは、
真田広之、渡辺謙、
役所広司、浅野忠信、
女優では、
菊地凛子、田村英里子、等
でしょうか。
では、歴代どのくらいいるか?
こんなサイトがありました。
http://www.yunioshi.com/japaneseinmovies.html
石橋貴明も出演してましたね、そういえば。
さて、今回は高倉健に関してです。
健さんは1989年作品の「ブラックレイン」
に出演したとき、
とても英語に苦しんだとのことです。
そして1992年、健さんには
次のハリウッド映画のオファーがきました。
この映画の健さんの英語はとてもうまい!
と評判になりました。
このシーンがとても話題になったんです。
どうですか?
かっこいいでしょ?
「LINGUISTIC COACH」という肩書きの
プロのコーチと一緒に
英語のセリフの特訓をしたんですね。
この肩書き、
「リングイスティック・コーチ」
直訳ではなく、映画製作現場での役目を考えて
日本語に訳せば
「方言指導」でしょうね。
英語を母国語としない俳優が
英語圏の映画に出演して
英語のセリフを話すときに
「ネイティブに限りなく近い英語サウンドで」
英語のセリフを話せるようになるための
指導を専門にやっているスタッフですね。
時代劇や大河ドラマに出演するときに
当時の日本語調でセリフを言うのと
同じアプローチなんでしょうね。
役者として、セリフに命を吹き込むのはもちろんプロ。
それが英語になるだけなので、
「役者モード」で臨めば
ネイティブ英語サウンドに近づくのは
「勉強モード」で望むより
はるかに有効な手段なのでしょうね。
ネイティブ英語サウンドを目指す方々に
なにかの参考になれば幸いです。