ボディーランゲージは振り付けじゃない

 

僕とのボイトレを重ねてきた生徒さんは

レッスンの中で、声を出していくうちに

身体、特に両手が自然と動いてきます。

 

それはなぜか?

 

それは

 

「相手に伝えたい!」

 

という強い気持ちの現れ、

 

「相手に自分の声を届けたい!

「相手の心にまで、魂にまで思いを届けたい!』

 

という、単なる「思い」を超えた

エネルギーが発して、その結果の現象なんだと思います。

 

 

声を出すとき、

エネルギーをチャージする必要があります。

 

それは「力む」ということではありません。

静かに、でも潜む力を込める感じ。

 

そして

「溢れんばかり」のエネルギーを溜め込むわけです。

 

そして

溢れた結果、
ボディーランゲージとして現れるわけです。

 

 

そこを順番を間違えて

「スピーチしているとき、手の動きはどうしたらよいか?」

 

というアプローチから始めると、

それはもはや

「アイドルの振り付け」

 

恋ダンスの振り付けは超魅力的ですが、

(ちなみに踊っている女性は僕の仕事仲間です)

 

 

踊りに全く素人の人たちが、足を踏み入れちゃうと、

それは「滑稽なもの」になってしまいます。

 

そもそも順番が違いますね。

 

忘れてほしくないのはこの順番

1)溢れんばかりのエネルギーをチャージする

2)その結果、手や腕、身体の動きとなって現れる。

 

です。

 

 

じゃ、100%以上のエネルギーをチャージする方法は?

 

そのさじ加減を開発して習得していくのが

僕のボイトレのレッスンで~す。

 

 

限界を超えろ!

 

昨日の生徒さん、50歳後半のビジネスマン。

某外資系企業の元社長さん。

 

彼は、120%のエネルギーチャージをした結果、

涙を流しながら歌を歌っていました。

 

その姿を見ていた僕は、

「超感激」しました。

 

伝えるチカラ、ってこれなんだな~。

って改めて思わされました。

 

目指すは「フルチャージ」ではなく

「オーバーチャージ!」