今、某女優さんと台本読みの練習をしています。
彼女は地方出身。
話すとき、
時々ちょっと「アクセント・訛り」があります。
本人も周りの人も、日常生活では
全く気にならないのですが、
舞台、テレビ、芝居でのセリフとなると
そうはいきません。
キャラクター設定にもよりますが
今回の彼女の場合は「標準語」が
求められているんです。
彼女とのレッスンでは
発声の後に、台本読みの練習を
録音して再生して聞いています。
彼女は録音しているときは
自分の「アクセント・訛り」に気づかないのです。
でも後から再生して聞くと、
僕から指摘される前に
「あ!ここ訛っていますね!」
と自ら聞き分けられることが多々あるんです。
もちろん、再生していても
気づかない箇所はあるんですが、
そうした強い訛りは僕が指摘させていただいて、
直すように一生懸命努力して練習します。
彼女とはこうしたレッスンを長く続けて
いるのですが、毎度思うことは
アクセントを直すには、やはり
訛りを聞き分けられないと、
改善するのは難しいんだなぁ、
ということです。
我々の母国語でさえ、
アクセントを直すには、
こうした工夫と努力が必要なわけです。
ならば、英語のような第2言語ではなおさらですよね!
母国語でできないことは
第2言語でもできない!
英語の発音改善、
皆さんどのように取り組んでいますか?
僕らにとって英語は第2言語な訳です。
当然「訛りまくり」な訳ですね。
そうした訛りを治していくために、
録音していますか?
そしてそれを聞いたときに、
アクセントに違和感がある英単語を
聞き分けられるようになることが
一番大切!
間違っている、ってわかってないで
どうやってそれを直すんですか?
という話ですよね
自分の声を録音してそれを聞くのって
なんか違和感ありますよね。
みんなそうです。
それも英語で、
そしてそれを再生して聞く!
決して簡単なことではないでしょうね。
でも、そうすることが
英語発音改善のベストな手段!
冒頭で書いた彼女のケースを
思い出してくださいね。
録音⇨再生
を繰り返す練習をしないと
アクセントが治らないのです。
アクセント・訛りは
現行犯でその場で指摘して
治していかないと、なかなか改善しません。
日常では、スルーしてしまいがちじゃないですか。
何事でもそうですが、
くせを治すには
それなりの工夫と努力が必要だと思います!