僕は今まで
いろんな人の演奏や歌を聴いてきました。

そして時々、
大人になって始めた楽器や歌で、
愕然とするパフォーマンスに出くわします。
もちろん良い意味でです。

 

もう、たまらなく感動する
パフォーマンスなわけです。

もちろん『アマチュア』の分野です。

 

例えば
50代間近の男性
今まで1回も弾いたことのない
チェロに突然目覚め、

1ヶ月の独学で
バッハの 

バッハ無伴奏1番プレリュード

を演奏。

音大的な思考からすれば

 

 

む・ぼ・う

 

 

でも仕上がった演奏聴いたら
それはそれは美しい曲に
仕上がっているんです。

素直に感動しちゃいました。

 

音楽、パフォーマンスにおいて
人は『技術や腕』にだけ感動する
わけではないのかもしれませんね。

歌にしても同様。
え、え〜っ!みたいな感動する歌声、
よくYOU TUBEとかで目にしますよね。

 

なんで?

なんで、なんで?

 

3歳からピアノを習い、
音大まで卒業した僕には
不思議でたまりませんでした。

 

こうした人々はなんなんだ?

 

そんなとき、ひと呼吸。

 

そういう人たちは
僕たちに希望を与えてくれている
のかもしれません。

 

相手の魂に届くパフォーマンスを
身に付けたいならば、

いつから始めても大丈夫!

 

ただし、

 

りきみ、根性、努力による練習量と
正比例して向上するシロモノじゃない。

 

まずは、その理をよく知って
そしてしっかりと戦略立てて
練習プランを立てる。

 

 

自己満足的な
力んだ練習をいくら積んでも
まったく人を感動させる
パフォーマンスが
できない人びと。

そんな人を、本当に沢山見てきました。
僕もそんな1人でした。

 

それに対して

 

意識して工夫して
まずは
『りきまない自然体』をつくり、

そして
自分が届けたいものはなにか?

を見極めた上で練られた練習プラン。

 

そして披露される

感度のパフォーマンス。

 

そして今日、
また1人の『アマチュアナチュラル天才』の
ピアノの演奏を聴きました。

 

彼は50歳の男性。
ビギネスマン。

 

彼は今まで1回もバッハを弾いたことがない。

にもかかわらず、無謀にも
バッハの最難曲と言われている

 

リチェルカ6声

 

を弾く、というんです。

しかも12/27のバッハコンクールに出る!

 

と言うのです。

 

なにいってるんだ、このおっさんは?w

 

 

む・ぼ・う

 

でも聴いてみたら、

いけてる、、、

6声がしっかりとうねってる、、

 

よく話しを聞くと

彼は緻密な練習方法のコツをしっていました。

 

 

彼は宣言通り
あと3カ月後に控えた
バッハコンクールに
間に合わせるんでしょうね。

 

アプローチさえ間違わなければ、何事も不可能はない!