まずはこのビデオを見てください。

【試合後会見】イチローが語る3000安打

イチローが3000本安打を達成した後の
記者会見インタビューです。

 

イチローの記者会見を見ていると
いつも「スマート」だな、と思います。

聞いている人に、どう伝えたら
「伝えたいことをスマートに伝わるか?」

 

とても上手のコミュニケーターだと思います。

 

さて、ここで誰しもが疑問に思うこと。

 

イチローはこれだけ、リスニングできているのに
なぜ、英語で答えないのだろう?

ネットとかで検索すれば
いっぱい出てくるトピックなので
僕はここで、それを語るのはやめますが

 

リスニングとスピーキングの関係。

 

これを理解するのに、
イチローのスタイルはとても参考になると思います。

言語聴覚的に言うと
「聞けないものは話せない」
はある意味当然と言えるかもしれませんが

第2言語である英語に関して
ときに、
当然英語は話せるけど

「聞けてても英語では話ない」

 

このスタイルも、
相手に自分の意見を
明確にスマートに伝える必要がある時には
とても効果的だと思います。

同時通訳の人ってすごい!
といつも思います。

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スピーキング力を向上させるためには
どんな練習が効果的なのか?

 

レッスンで必ず聞かれる質問です。

 

巷ではよく
「スピーキング力をアップさせるための必要なソースは
全て耳から入る!」

「だからリスニング力だけを鍛えればよい!」

 

と言いますが

この戦略だと、不完全の戦略のような気が致します。

 

どうやら闇雲にリスニング練習しても
不完全なのかもしれませんね。

 

 

スピーキング力をアップさせるためには
なにか「テーマ」を持って、

いっときの勢いだけで終わらず、
長く継続できるための
戦略を立てて望む

「数稽古」が必要だと思います。

 

それもボイトレ的な
言葉を発する数稽古を。

そしてもうひとつ
英語の発音だけを練習しても
スピーキング力の向上には
ならないのかもしれませんね。

 

 

そして原点を見つめることも大切かもしれません。

 

そもそも自分は
自分の意見を明確に伝える術を持っているのか?

自分はどういうキャラなのか?

 

母国語でできないことは
第二言語である「英語」においても
なかなか出来ないのでは?

とも思います。

 

コミュニケーターとして
自分自身の英語のセンスを考慮にいれて、
(これ大事だと思います)

英語スピーキング力向上プランを
立てるのが大切だと思います。

「勉強」じゃない「練習」
「study」じゃない「practice」
「TOEIC高得点」じゃない「技」

ですね。